7月21日、衆議院が解散しました。
8月18日(火)公示、8月30日(日)投開票の日程です。自分の手で解散したいだけの話です。
8月の総選挙は、1902年8月10日の任期満了以来107年ぶり。異例な選挙日程での解散であり、麻生首相の迷走ぶりを物語っています。さきの東京都議選では必勝を言うべきところを「惜敗を期して頑張ろう」と言い間違えて大敗した麻生首相の破れかぶれ解散です。その目線は国民と同じ高さではなく、つねに上から目線に立っていることが支持率低下を招いてきました。都議選では一人ひとりを真剣に支援するのではなく、ただすべての公認候補者の事務所訪問を行っただけ。
いま、自民党は民主党の「政権交代」におびえ、何でもアリの民主党攻撃を仕掛けています。ネットCMでも根拠のない民主党批判をしたり、政権交代は景気後退と攻撃したり、岡田民主党幹事長の言葉で語れば、「完全な野党としての攻撃」です。解散日の両院議員総会を懇談会に切りかえ、麻生首相の涙の謝罪、にわかづくりの一致結束を演出しても、国民生活をここまで苦しめてきた責任から逃れ、永田町内だけの論理では国民の支持など集まるはずがありません。自公政権は圧倒的多数を占めるはずの安定政権なのです。しかし今は野党化して民主党が政権を取っている様な感じです。
4年前の郵政解散で3分の2の議席を得たことが今日の混乱の始まりです。小泉偽装改革の総括、反省もなく、参議院で否決されれば衆議院に戻せばカンタンに可決できるおごりが生まれていたのです。数の論理から自公連立政権が維持されてきました。野党との政策論議を行うことなく、ひたすら多数決の強権政治を展開してきたツケがまわってきたのです。年金問題も自公だけでは解決できません。小泉さん、安倍さん、福田さん、麻生さんと世襲議員が首相となり、政権を投げ出したことへの反省もなく、今回総裁選前倒し論が自民党内に起こること自体が間違っています。麻生首相では選挙に勝てないからなどと自分の事情だけで変えることを国民はすでに見破っています。なんでも自分たちの都合で政治を動かせると錯覚するのは、圧倒的な議席から生まれているのです。
政権公約(マニフェスト)を前面に出して戦う総選挙であるにもかかわらず、自民党はいまだ根幹がみえません。党内に複数のマニフェストをつくる動きさえあります。郵政民営化を前回の総選挙最大のマニフェストにしながら、麻生首相は軽視するなど党内でのマニフェストへの意識はまるっきりありません。結局、野党民主党の悪口だけになっています。有権者に政権交代で「こう変わる」という大きな目標を掲げている民主党。自民党は民主党に対抗するのに政権交代は景気後退と攻撃するだけ。いま景気を後退させ、雇用、年金不安を生み出したのは明らかに自公連立政権の責任であるにもかかわらず、これらを突破する行動力を示さない自民党政治にいますぐピリオドを打つ時です。民主党も責任重大である事を肝に銘じなければなりません。
吉田先生
当選おめでとうございます。
これからもがんばって下さい。
投稿情報: 吉永 由美子 | 2009.08.30 21:42
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あてに、トップエコロジーの工藤鴻基の件でメールしましたが、
rejectされました。
あなたはまともに政治活動していないでしょう?
そんな議員は落選したほうがいいですよ。
投稿情報: 1株主 | 2009.08.22 03:40
お忙しいところ申しわけございません。
本日新聞を見まして、比例に先生のお名前が載っておりました。
先生は立候補しないものと思い込んでおり、いつも吉田先生のポスターを張ってありますが、
比例ということであれば、ポスターは剥がさなければならないのでしょうか。
また、比例には小林こうきが民主党の比例に入ったと噂で聞き
憤慨して、小選挙区は江端さんと書き、比例は棄権しようと決めていましたが、
先生が4位で比例であれば必ずや民主党と書かなければなりませんが、
それにしても先生の上に小林こうきがいることに納得できません。
話はそれましたが、ポスターの指示をお願いいたします。
投稿情報: フルリール練馬 村野勲 和子 | 2009.08.19 08:41